イギリスの国民投票でEU離脱が多数だったことを受け、ニュースや新聞は大騒ぎです。
経済混乱とユーロ圏の弱体化を予期させるものであることから、各国株式市場とヨーロッパの為替市場は暴落しました。
日経市場もかなりの暴落です。
夜間の先物で若干戻したものの、NY市場が下げ幅を拡げて終わっています。
きちんとした底感は出ておらず、下げ仕掛けの余地はありますので、来週も苦戦の予感がします。
逆に、金相場とビットコインは上がりました。
日本の金相場は円高も伴っているため微上昇に留まりますが、世界的な金相場は約2年ぶりの高値をつけました。
ビットコインも同じく円高のために上昇は抑えられていますが、ビットコイン/ドルは2年来の高値のようです。
安全資産である金、ビットコイン、そして日本円は世界的に買われる展開です。
ただし日本は金融緩和中であり、さらなる追加緩和によって円安方向に進む可能性も残されていますので、かつて1ドル=70円台を示した時のようにいつまでも円高が進む可能性は少ないと思います。
今のところは円高が進んでいますので、円高前提での中古市場の相場ですが、ブランド・ダイヤ、時計などは安くなる傾向にあります。
市場にすぐには反映されないと思いますので、円高が長引くようであれば売り抜けるには早い方が良いかと思われます。
逆にロレックス等の金額の大きなものを買いたい方にとっては、チャンスかもしれません。
といっても中古市場だと相場変動にタイムラグがありますので、レスポンスの早い海外で買うみたいな方法になりますが…。