ワタリガニ獲りや夜釣りのライティングに使っている機材の説明です。
電源やランプの種類など、機材には色々な選択肢があり、何を使ったらいいのか迷うと思います。
私も作成前に散々悩みましたが、ライバルが多くてもそれに負けない光量が必要だと考えました。それとある程度の手軽さや携帯性も前提条件に入れました。
そこでカーバッテリー+LED投光器のセットに決定しました。
手軽さで言えばバッテリー一体の充電式のLED投光器が最も優れていると思いますが、今のところW数が少ない=明るくないものが多いのと、連続点灯時間が短いのがネックとなりパスしました。
今後、良い商品が出てきたらそれでも良いと思いますが…。
作成にあたって参考にさせていただいたサイトはこちらです。
大まかな装置は同じですが、それにいくつか変更を加えて作ったのがこちらになります。
まず前述したように、他の方に負けない明るさを確保するために50Wの投光器をチョイス。
50Wの投光器は重くて大きいのと、耐久性や持ち手などを考慮してこのケース(リングスター ドカット D-4700 レッド/ブラック
)に行き着きました。
ステイは、埠頭以外の場所など色んな状況で使えるように、強化プラスチックのパイプに固定する方式にしました。
セットした状態で強化プラスチックのパイプは少しだけしなりますが、危なさはほとんど感じないです。ただ、長さはほどほどにした方がいいと思います。
実際に点灯している様子。水面までの距離を近付けたかったので、パイプを地面に置いてドカットを重りにしています。
ライト側の金属製パイプステイ。このネジは取り外しの際に手で回せるように蝶ナットにしています。
ドカット側のパイプステイは、ドカットの蓋に穴を開けてボルトで固定。
万が一の投光器の落下に備えるため、ライト側はカラビナで、ドカット側はフックを取り付け、プラチェーンでつないでいます。
大きめの投光器を使用する場合は、このような方法でなくても、何かしら保険をかけた方がいいと思います。
セットしたライト側はこんな感じになります。
潮風をあまり入れないために、コードを出す穴も最小限に開けてあります。
最初は蓋の方に穴を開けようとしていたので、アタリをつけた傷があります(笑)
ちょっとバリが目立ちますが、こんな感じに切ると蓋には加工せずにコードを出せます。
雨が降っても雨水が入りにくいので、蓋よりもこちらの本体側を加工するのが正解だと思います。
ただ、手持ちの工具ではここを切るのが作業工程中で一番苦労しました…
こうして作った装置ですが、実際に使ってみると点灯後5時間位はMAXの明るさで水面を照らし続けました。
5時間位を境に突然暗くなりますが、集魚効果に問題の無い明るさです。
その明るさはだいたい10時間程度はキープでき、一晩は実用に耐えられると思います。
明るさは、ライティングのメッカでもかなり明るい部類になります。
複数灯使いの方を除けばほぼ上位と言っていいほどの明るさだと思います。
これでライバルに差をつけられる…
と思いきや、明るければいいってもんじゃないことを実感する結果になりました。
実は、明るすぎるとカニに避けられるようです
そこで減光させるために着けたのがこちらのLED テープライト デイライトにも リモコン コントローラー フラッシュ 調整リモコン 調光・点滅 自由自在!! reizオリジナル
。
コードの途中にこのコントローラーをかませ、リモコンで操作します。
減光だけでなく、ライトのON/OFFや点滅もできます。
実はこの商品は感度がすごく優秀で、ドカットの蓋を閉めた状態で10m以上離れていても反応します。リモコンの機能を覚えるのがちょっと大変ですが、ボタン配置を覚えてしまうとポケットに入れたままでも光を操作できます。
ある程度のアタリはつけているとはいえ、その日の獲物は照らしてみないとわからないことが多いです。
魚は明るい方が良く、カニは明るすぎると良くないなど、照らし方は一辺倒ではありません。
様々な状況に備えておき、目の前に現れた獲物に幅広い対応するのがライティングのコツだったりもしますので、オーバースペックのものをこうやって調整した方が良いと思います。
尚、バッテリーの充電にはこちらを使っています。
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