こんにちわ、ル・ボヌールみよし店です。
このブログで何度も取り上げたり、TV等で若干騒がれ出したので既に”金が高い”ことを存知の方も多いと思いますが、本日の金相場はここ数年の高値を抜け、最高値となっております。
そもそも過去の最高値とは一体いくらだったのか。
こちらの田中貴金属さんの年次価格推移をご覧いただくとその答えが載っています。
日本では1980年に1gあたり6,495円、これが史上最高値となります。
その年の高騰は、中東情勢の悪化に端を発する第二次オイルショック(1979年)からの一連の流れで起こったと言われています。
そんな史上最高値ですが、1980年の平均金額は4,499円です。
前後の年の1グラムあたりの金額は4,000円に届いていません。突然跳ね上がり、そして勢いよく下がったわけで、その年の中でも5,000円以上で売れる期間は非常に短いものでした。
以降、5,000円を超える機会は2013年まで訪れず、それどころか1999年にはグラムあたり1,000円を切るまでに低迷したのです。
数年前から日本でも騒がれ始めましたが、現在の金相場の世界的な高騰は、もう少し前…2006年あたりから起こりました。
そしてNY金価格は2011年に最高値を付け、それ以降は下落を続けています。
一方の日本ではアベノミクスによる急な円安進行により、2013年に最高値5,084円を付けましたが、世界的な金価格の下落に押されて最近まで下がっていました。
世界的な下落に底打ち感が見え、円安進行も交えて一段高した金額が、本日の1gあたり5,259円という相場になります。
1980年の高騰時とは違い、きちんとした足場ができあがっていますので、急落することは少し考えにくいと思います。
この先もNY金相場と為替次第でまだまだ伸びる可能性はありますが、上記の説明の通り長期的に見てもかなりの高値圏であると言い切っても良い金額ですので、堅実派の方には良い機会だと思います。
金製品、プラチナ製品の売却をお考えの方は、ル・ボヌール東郷店、ル・ボヌールみよし店にご相談下さい!