ギリシャショック・チャイナショックでしばらく延期になっていたアメリカの利上げが、日本時間の今朝、ようやく決定しました。
金融緩和が終わるという噂だけで相場を(下に)掻き乱していましたが、テーパリング(緩和規模縮小)から利上げときて、これで実質的に金融緩和は終了したことになります。
ECB(ヨーロッパ)も日本も、最後は同じように緩和から脱出しなければいけませんが、それまでにどれだけ景気が上向くのかが課題ですね。
さて、利上げの発表に当たって、金相場は…
ひとまず今日の日本の相場は上がっています。
NY金はほぼ変動なし、円安分のみの上昇です。
レンジが変わる大きな変動もあり得ると思っていましたが、これまで警戒されて下がってきましたので、織り込み済みなんですね。
ただ、反発したかと言うと決してそうではないと思います。
NY金が前回高値の$1088/ozを超えると少し良くなる目は出てくるかもしれませんが、それまでは維持もしくは下目線で。