NY金相場が下落中です。
NY金(17日):2010年以来の安値、中国の金保有水準に失望
原油など商品先物が全体的に下落していまして、NY市場の金は約5年ぶりの安値になります。
それに合わせるように、日本の金相場もインゴットで約¥4,800/g辺りにまで下がっています。
やはり¥5,000/g以上は跳ね返されてしまいますね…
さて、現在の¥4,800/gという数字。
確かに少し下がってはいますが、これを安くなったと悲観視するのは早計かもしれません。
実は…
2013年 年間平均額¥4,453/g 最高額¥5,084/g
2014年 年間平均額¥4,340/g 最高額¥4,745/g
つまり、今は2014年の最高額より高い水準なのです。
NY金が5年ぶり安値とのことですが、5年前2010年の日本の金相場は
年間平均額¥3,477/g 最高額¥3,807/gでした。
世界の金相場は下降しているのに、円安が進んでいることで、日本の金は上昇・維持しているというのが現状になります。
長い目で見ればまだまだ高い水準。
最近投機目的で買ったならまだしも、昔に買われた金製品を売るには良い時期には変わらないと思います。