金相場動向


金相場下落中です。

「有事の金」という言葉があり、戦争・紛争・世界情勢の悪化などがあると金が買われるということになっていますが、アラブ諸国の情勢が悪くなっても世界的な金の下降傾向が止まりません。

下落理由は、今年12月~来年早々に行われるであろうアメリカの利上げの影響が一番大きいと思います。
リーマンショック後からの金融緩和により、ドルで金買い、ドルで新興国の金融商品買いの流れがありました。それが金融緩和終了と利上げの実行により、金売りドル買いへと逆流する。そんなイメージです。
現在は正確にはその前段階で、利上げが実行されれば金が下がると見た投資家が売り注文を入れている状況になり、利上げ後からが本番になります。

おまけに中国の金保有量が今年の夏ごろに発表されましたが、世界が想定していたよりもかなり少量でした。「中国が金を買っている」という噂は金相場の上昇と比べて、幻想に近いものだったということになります。

既に下落中の金相場ですが、先行きもあまり良くないと見ています。

ル・ボヌールみよし店

投稿者: ル・ボヌールみよし店

愛知県みよし市で金・プラチナ、ダイヤ・ジュエリー、バッグ・財布、時計の買取をしています。 Le Bouheur(ル・ボヌール)東郷店・みよし店に関する情報を発信しています。

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