昨日のFOMC利上げ見送り、本日の日銀会合の金融政策現状維持の結果を受け、円高が急伸しました。
円高が進んだ影響で、本日の日経は暴落が起こりました。
金融市場の混乱は日本だけでなく世界中で起こっていますが、その一番の混乱要因は、イギリスEU離脱問題(ブレグジット)です。
EUの制度崩壊の引き金になりかねないこの問題は、少なくとも23日の国民投票の結果まで継続となります。
この混乱に乗じて、久々に安全資産買いと思われる上がり方で金相場が反応しています。
ただし日本は円高が進んでいますので、金は微上昇に留まります。
金はいいのですが、ブランド品・ロレックスなどの時計、ダイヤは円高の悪影響を受ける可能性があります。
プラチナに関しては非常に調子が悪いです。
金に代わるであろう安全資産として過去に話題にしたことのあるビットコインですが、金どころではなく上昇しており、今年の年初比で1.5倍を超えています。
日本ではまだきちんと法整備されていないので、残念ながら他の金融商品のような手軽さで取引はできませんが、この高騰で話題に上れば、少し前進するかもしれません。